慶北大学病院は、日本で初めて難病【伊藤病】の研究治療機関として、2001年3月に設立されました。
ここでは、主に伊藤病の中でも、予後が悪く、病状が重い【千里型伊藤病】
患者を治療しています。
常に最新の知見をふまえての診療を心がけ、有末型・雨宮型・堀田ウィルス型などの新たな病気の治療も行っています。
また伊藤病疾患は突然の発症・重症化が多いことから、ICU・CCUの設備を充実し、検査は24時間体制、医師は当直医の他、隣接する医院宿舎から直ちに動員できるなど、夜間・休日を問わず充分な救急医療が可能な態勢をととのえております。
なお、病院にとって最も大事なことは患者さんに親切な病院、患者さんの身になっての診療であり、このことは創設以来のモットーとして取り組んできたことであります。
現在、日本のみならずアジア各国に伊藤病が広がりを見せる中で 当病院の持つ役割は大きいと考えています。世界の伊藤病に発展するよう、日々治療研究を行っています。